ひだまり通信

エイシンホケン事務所のブログ

今、急速に注目が集まっているのが、アメリカ発のClubhouse(クラブハウス)という音声SNSです。日本でも起業家や芸能人など著名人も多く登録しており、メディアでも取り上げられたことから、名前は聞いたことがあるという人もいるでしょう。Clubhouseが、数あるSNSと大きく違う点は、完全招待制であること。初期の段階では2人までしか招待できないという規制がありますが、それでも今後利用者が増えていくと考えられます。

 

そこで、Clubhouseとはどのようなものなのか、どうやって始められるのかなど概要や注意点をご紹介します。

 

◆Clubhouseとは

 

2020年春に、アメリカのベンチャー企業がリリースしたSNSです。文字ではなく音声でやり取りを行う音声SNSであり、写真を投稿したり、画像を配信したり、という機能はありません。現在は招待制となっており、登録当初は1人につき2人しか招待することができません。また、アプリケーションはApp Storeからダウンロードできるため、現在はiPhoneのみで登録可能ですが、将来的にandroid版が登場する可能性はあるでしょう。

 

◆Clubhouseを始めるには

 

App StoreでClubhouseのアプリケーションをダウンロードします。しかし、それだけではClubhouseを開始することはできません。知り合いや友人など、Clubhouseをやっている人から招待してもらう必要があります。Clubhouseに登録する際は、電話番号が必要となり、招待してくれた人の名前は、自分のプロフィールに半永久的に残るようです。そのため、よく知らない人から招待を受けた場合は十分注意し、できるだけ身近で信頼できる人からの招待を受けるようにしましょう。ただし、将来的には、招待制が廃止される可能性もあります。

 

◆Clubhouseでできること

 

Clubhouseは音声を使ってコミュニケーションをとるSNSであり、Roomと呼ばれる部屋を作って、その中で音声を使って会話をします。誰でも入れる「オープン」、自分をフォローしている人だけに表示する「ソーシャル」、自分が選んだ人だけが参加できる「クローズド」の3つのタイプの部屋があります。参加する人は、会話を聞く「リスナー」、発言できる「スピーカー」、発言でき、リスナーを招待したり、Roomを閉じたりもできる「モデレーター」のどれかの役割を担当します。

たとえば、自分がRoomを作ってラジオ感覚でおしゃべりを流したり、友人のRoomに参加して友人同士で会話をしたり、著名人が会話をしているRoomに参加して話を聞いたり、挙手ボタンを押して承認されれば会話に参加したりする、といったことが可能です。

Clubhouseでの会話は、アーカイブなどで残ることがありません。またClubhouseで聞いた機密情報を漏らすことは規約上できないことになっています。

 

◆参加する際の注意点

 

Clubhouseに参加する際、いくつかの注意点があります。

例えば、

 

・Clubhouseに参加する際のユーザー名は、原則として実名登録となっています。また、一度しか変更ができないため、登録する際は注意しましょう。

 

・Clubhouseは英語表記のアプリケーションであることや、まだ使い慣れない人も多いことから、Roomを途中で閉じてしまう、ミュートにしないで席を外して雑音が入る、といったことからトラブルが発生することもあります。

 

・SNSをやるのであれば当たり前のことですが、利用規約を守る必要があります。もし守らない場合は、アカウント削除の対象となります。

 

といったことです。

これ以外にも注意すべき点はありますので、始める前にきちんと確認するようにしましょう。

 

いかがでしたか?Clubhouseは目新しさや、著名人が多く参加していることもあり急速に注目度が高まってきました。まだまだ始まったばかりのSNSということで、注意する点もありますが、気軽に会話ができることから、今後ますます浸透していく可能性もあります。ぜひ今のうちに、Clubhouseについて知っておき、ビジネスにどう生かせるか考えてみてはいかがでしょうか。