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毎日寒さが身にしみますが、いかがお過ごしでしょうか。
人の気持ちというのは、お天気や気候に左右されやすいようで、
この季節になるとマイナス思考に陥ったり、将来を不安を感じたりすることがあります。
ネットを探すと、老後への資産運用例として年利5%とありますが、
このご時世そんな金利が可能なのでしょうか・・・。
というわけで、今月は資産運用について考えてみました。
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■リスクと投資額の設定法
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「家計の見直し相談センター」の藤川太氏は
リスク許容範囲を決めた投資を提唱しています。
この先、リーマンショックのような経済危機があって大損しても
「長期投資しているのだからこのくらいの損は仕方がない」と思える金額がリスク額。
投資額はその3、4倍に抑えるのが家計リスクの許容度だそうです。
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■資金分散で年利5%を実現する
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日本証券アナリスト協会の野尻哲史氏は、資金を国内外の株式と債券にそれぞれ1/4ずつ分散して運用すれば、15年間ほどの長期なら年平均5%のリターンは実現可能と言います。
リーマンショックの暴落を計算に入れた過去15年平均でも年利3%だとか。
長期運用ならば5%の光が見えてきそうです。
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■運用外資産を賢く預ける
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ファイナンシャル・ジャーナリストの竹川美奈子さんが、万一に備えるお金や5年以内に使う予定のお金といった資産運用外のお金の預け先について言及しています。
証券会社にお金を預けておく方法のMRFがその一つ。
銀行預金の感覚で、好きなときにお金の出し入れができ、
銀行の利息より高利回りとのこと。
証券会社が万一破綻してもMRFは投資信託の扱いになり、
財産が保護されるそうです!
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高い利息にココロ踊った定期預金のチラシ。
よ~く見るとコメつぶのような字で中途解約時に元本割れの可能性・・・
との説明を見つけたことがあります。
これは「新型定期預金」だったのですが、
お金を預けるにも用心しなければと感じました。
虎穴に入らずんば虎児を得ず。
と言いますが、資産運用は手堅く見直してみようと思いました。