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「もういらないけれど捨てるにはもったいない…」、衣替えや引越しでそんな
不要品が出てくることがありますよね。そんなとき、ネットオークションもい
いけれどフリーマーケットで“お店屋さんごっこ”にチャレンジしてみません
か?秋空の下、意外な楽しみを発見できるかもしれませんよ!
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【まずは事前の情報収集を!】
フリーマーケットは開催される会場によって、来場者数や客層、売れ筋もずい
ぶんと違いがあります。多くの会場では定期的に開催されているので、出店を
検討している会場を事前に訪れて、自分が売りたいモノが売れそうかどうかチ
ェックするのがよいでしょう。
たとえば、古着やバッグなどファッション系を売りたければ若い女性の参加が
多い会場を、子供服やおもちゃなどを売りたければファミリー層が多い会場を
選びましょう。
会場が決まれば主催者に問い合わせて申し込みをします。出店料をはじめ、出
店方法やスペースなども主催者によって異なります。当日のトラブルを避ける
ためにも、申し込み段階でしっかりと確認するようにしましょう。
【価格設定はどうする?】
未使用や新品同様のモノであれば、定価の三分の一程度を目安にしましょう。
中古品は使用年数や状態によって差が大きいため、ネットオークションで類似
品を探して参考にするとよいでしょう。また、フリーマーケットではお客さん
が値段交渉をするのが一般的。値切られることを前提に価格設定しましょう。
基本的にフリーマーケットでは“しっかり儲けよう”ではなく“不要品が売れ
ればラッキー”ぐらいに考えたほうがベターです。
【売るための工夫をしよう】
とはいってもまったく売れなければ悲しいですよね。そこで、少しでもお客さ
んの興味をひくためにも、いくつか工夫をしましょう。ほんの少し手をかける
だけで中古品だってグッと魅力的に見えるものです。
☆商品はキレイに
衣類であれば洗濯してアイロンを当て、キレイにたたんでから箱や透明のビニ
ール袋に入れるとずいぶん見違えます。バッグや靴、おもちゃや生活用品も汚
れを落としてきちんと磨きましょう。手芸用の糸や木製の洗濯バサミを利用し
て値札を付けると、おしゃれに見えますよ。
☆陳列にもひと工夫
商品はただ無造作に並べるのではなく、プラスチック製の棚などを使って高低
差をつけ、店全体に動きを出しましょう。商品の雰囲気に合わせて看板も手作
りすれば、人目をひくことができますよ。
☆当日あると役立つモノ
店じまい直前や来場者の反応次第では、価格設定の見直しなど臨機応変な対応
が必要となります。サインペンや大判のポストイット、カットした段ボールな
どを準備しておくとよいでしょう。
☆コミュニケーションも楽しむ
じっと黙ってお客さんに対応するのではなく、ちょっとした遊び心を取り入れ
てみましょう。たとえば、お客さんがじゃんけんに勝ったら安くしてあげたり
たくさん購入してくれる場合には小さなオマケをつけたり。商品についての簡
単なエピソードをさらりと紹介するのもよいでしょう。数多くの店舗が並ぶ中
でお客さんの心を掴むには、貴方の個性を出すことも大切です。
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準備や後片付けを考えると手間かもしれませんが、リアルのフリーマーケット
にはインターネットでは決して味わえない醍醐味もあります。自分には不要な
モノが、誰かにとって必要なモノになり喜ばれる瞬間を見れば、きっと充実感
を感じるはずですよ!
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